埼玉 秩父 花が見頃の公園 観光名所(ダリア 彼岸花など)５選（9月 10 月）

8月も終わりに近づき、
最近では、風に秋の気配が感じられます。

前回の記事では、
「東武東上線 川越周辺の花が見頃の公園 花の名所」
をご紹介しました。

今回は
埼玉県で最も自然豊かな秩父周辺の
ダリアやヒガンバナなど、
秋の花が見頃の公園、
「Mahora稲穂山」や
「秩父ミューズパーク」などの
花の観光スポットをご紹介します。

Mahora稲穂山（ムクゲ）

皆野町にある「Mahora稲穂山」
（リトリートフィールドMahora稲穂山）では、
今、「ムクゲ」の花が見頃になっています。

Mahora稲穂山は、
民営のひとつの山が、全て丸ごと
自然公園になっているものです。

2021年1月から、
「ムクゲ自然公園」という名称から、
「Mahora稲穂山」と改名されました。

名前の先頭にある「Mahora＝まほら」とは、
「まほろば」と同義語で、素晴らしい、
あるいは住みやすいという意味の古い言葉です。

里山の風景や文化、自然の風土を大切に、
この素晴らしい場所を、
みんなで守りながら後世に伝えていきたい
という思いを込めて、
付けられた名前だそうです。

(Mahora稲穂山ホームページより引用)

園内は季節の花々、植物が見られる他に、
キャンプ場やトレッキングコース、
森のホール、森の美術館、
秩父盆地が一望できる展望エリアなど、
自然を満喫できる自然公園です。

こちらの自然公園が
「リトリートフィールド」と
呼ばれているのは、
「リトリート」という意味が、
日常から離れて、自然の中に身を置く事で、
心と体を休めて
自分の感覚を取り戻す事ができる
という事から、
自然の中で自分を取り戻す機会を
持ってほしいという願いが
込められているそうです。

自然たっぷりの公園に浸れば、
日常を忘れて、自分を取り戻せそうです。

(森のホール Mahora稲穂山ホームページより引用)

このMahora稲穂山では、
今「ムクゲ」が見頃を迎えています。

敷地内の至る所に、ムクゲが咲いていますが、
種類は一重や八重などあり、
色も赤や白など豊富です。

その数は全体で約10万本もある
というのですからすごいですね。

(Mahora稲穂山ホームページより引用)

「ムクゲ」は故郷の公園や駅、
近所の家の生垣などでよく見かけたので、
個人的に、親しみのあるお花です。

日本では昔から親しまれているお花ですので、
「ムクゲ」という名前は聞き慣れませんが、
見れば「あのお花ね」とわかります。

ハイビスカスのように華やかで、
それでいて、ちょっと控えめで品もあり、
懐かしさのある花です。

9月の初め頃まで見られるそうなので、
お早めに行かれた方が良さそうです。

[アクセス]

○電車
JR秩父線および秩父鉄道「皆野」駅下車
徒歩約15～20分

○車
関越自動車道 花園I.Cを下車、
国道140号線を秩父方面に向かい
そのまま140号を行くか、
皆野・寄居有料道路へ入る。
大塚信号を左折、50ｍ先にローソン手前に
「リトリートフィールドMahora 稲穂山」の看板あり
（無料駐車場150台有り）

[開園時間・入場料金]

○開園時間
午前9時～午後4時30分
休園日：火曜日（祝日の場合は翌日休園）
※冬季凍結期間は休園

○入園料金
・中学生以上：500円
・団体は要問い合わせ

[ 住所 ]
〒369-1412
埼玉県秩父郡皆野町大字皆野４０４８−１

[問い合わせ先]
電話：0494-62-1688

[ホームページURL]

https://inahoyama.com/

両神山麓花の郷　ダリア園（ダリア）

小鹿野町の両神山（りょうかみさん）の麓にある、
「両神山麓花の郷　ダリア園」では、
毎年約5,000株のダリアが花を咲かせます。

このダリア園の広さは
約１万平方メートルあり、
広大な敷地に、様々な色とりどりの花が、
何と約350種類も植えられています。

(秩父観光協会ホームページより引用)

このダリア園では、９月の開園に向けて、
５月の終わりからダリアの球根を植えて、
フラワーネットの設置や摘芯作業などを行い、
丹精込めて育てられてきました。

気温が暑すぎると、
ダリアの生育は止まってしまうため、
今年のような暑い夏は
花のお世話は大変だったでしょう。

花のお世話をしてくださった方々に
感謝ですね！

「ダリア」は少し馴染みが薄いかもですので、
ダリアの花について、少し説明いたしますと、
「ダリア」はメキシコ原産のキク科の花で、
牡丹の花に似ていて、華やかな印象です。
開花の時期は7月〜10月と言われています。

私は華やかで愛らしく、
色とりどりのダリアの花が好きです。

これだけ沢山のダリアが見られる花園は
なかなかないので、珍しいですね。

例年の花の見頃は、
9月上旬～10月下旬で、
今年の開園時期は、
「9月1日〜11月3日」です。

今からとても楽しみですね。

[アクセス]
○電車
①秩父鉄道「三峰口」駅下車、
小鹿野町町営バス 「日向大谷口」行
「ダリア園」下車
②西武秩父線「西武秩父」駅下車、
小鹿野町町営バス「薬師の湯」行、終点下車
「日向大谷口」行バスに乗り換え、
「ダリア園」下車

○車
関越自動車道 「花園」ICから、国道140号と、
皆野寄居有料道路を経て、県道37号線へ、
小鹿野町役場両神庁舎から約６ｋｍ
（無料駐車場50台有）

[開園時間・入場料金]

○開園時間
午前9時～午後4時30分（入園は午後4時まで）

○入園料金
整備協力金として、中学生以上500円

[ 住所 ] 〒368-0201:
埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄8160-1付近

[問い合わせ先] 電話：0494-79-1100
(小鹿野町役場両神庁舎　おもてなし課)

○ホームページ
http://www.ryokami.ogano.saitama.jp/

(両神山麓花の郷ダリア園ホームページより引用)

寺坂棚田(ヒガンバナ）

寺坂棚田は、
横瀬町にある埼玉県で最大級の棚田です。

(ぶらーり横瀬ホームページより引用)

全体の面積（約5.2ヘクタール）の
4分の3以上にあたる、
約4ヘクタールの田んぼが
復活しているそうです。

その田んぼの畦道に植えられた
約200万球のヒガンバナが咲き誇ります。

(ぶらーり横瀬ホームページより引用)

今年、令和4年度の彼岸花まつりは、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
中止となりました。

花まつりの中止は残念ですが、
ヒガンバナは刈り取らないので、
見ることができるそうなので、
真っ赤なお花の世界を楽しみましょう。

例年では、
9月中旬～9月下旬が見頃です。

[アクセス]
○電車：
西武秩父線「横瀬駅」下車 徒歩約15分

○車：
関越自動車道 花園ICより約45分（有料道路使用）
(無料駐車場有)

[ 住所 ]
〒368-0072
埼玉県秩父郡横瀬町大字横瀬1846

[問い合わせ先]
電話：0494-25-0450
（横瀬町ブコーさん観光案内所）

[ホームページURL]
https://www.yokoze.org/2022/08/35159/

深山の花園（ヒガンバナ）

深山の花園とは、
奥秩父と言われる、秩父市荒川にある、
四季ごとに１年を通して、
様々な花を楽しめる花園です。

(秩父観光なびHPより引用)

春は八重桜300本が咲き乱れ、
夏は約3000株のキツネのカミソリが、
冬はロウバイやマンサクが約200本開花し、
四季折々の花が楽しめます。

(キツネノカミソリ 秩父観光なびHPより引用)

そして秋には、
曼珠沙華園（広さ8,000㎡）の庭園に
約30,000株のヒガンバナが
一面を赤く埋めつくします。
所々で白い花も見られます。

ヒガンバナは、例年、
９月下旬から10月上旬が見頃となっています。

(秩父観光なびHPより引用)

[アクセス]
○電車
秩父鉄道武州日野駅　徒歩約15分

○車
関越自動車道「花園」I.C.から
国道140号に入り約35㎞
（有料道路使用、約55分）
(駐車場15台有り)

[開園時間・入場料金]

○開園時間
午前9時～午後4時(夏期は５時まで)

○入園料金
・整備協力金が必要なことあり

[ 住所 ]
〒369-1804：埼玉県秩父市荒川小野原505

[問い合わせ先]
電話：0494-54-2114
(秩父市役所 荒川総合支所地域振興課)

[ホームページURL]
https://navi.city.chichibu.lg.jp/p_flower/20515/

(秩父観光なびHPより引用)

秩父ミューズパーク（イチョウ）

秩父ミューズパークは、
秩父市と小鹿野町にまたがる長尾根丘陵に、
野外ステージや音楽堂、スポーツ施設など、
多様な施設があり、
豊かな自然環境の中で、
様々な体験ができるテーマパークです。

(音楽堂 秩父ミューズパークHPより引用)

このテーマパークの名前の由来は、
ギリシャ神話にある、文学や音楽、
舞踊や天文といった学問や芸術を司る
９人の女神さまの総称である、
「Muse（ミューズ）」にあやかって
付けられたものだそうです。

この秩父ミューズパークでは、
四季折々の花や植物が見られます。

このパークの斜面広場では、
例年８～９月にかけて、
サルスベリの花が見ごろになるのですが、
ここ数年は、台風被害により、
安全が確保されないとして道が閉鎖となり、
閉園となっています。

サルスベリは見られませんが、
例年、10月下旬から11月上旬にかけて
イチョウ並木が見頃を迎えます。

(秩父ミューズパークHPより引用)

イチョウ並木は、
スカイロードの両側の約３㎞に渡ります。
およそ５００本のイチョウの木があり、
黄金色の葉が輝いています。

スカイロードを１日５往復している
「スカイトレイン」に乗って
イチョウ並木を楽しむのもいいですね。

(スカイトレイン 秩父ミューズパークHPより引用)

イチョウの見頃は例年ですと、
10月下旬から11月上旬です。

秩父ミューズパークの場合、
秋はお花というより、
紅葉を楽しむこととなります。

[アクセス]
○電車
秩父鉄道「秩父」駅、又は西武秩父線「西武秩父」駅下車
秩父ミューズパーク循環バス「ぐるりん号」に乗車
（乗車時間約20分）
<循環バスぐるりん号時刻表はこちら>

○車
関越自動車道「花園」I.C.から
国道140号線を秩父方面へ約34Ｋｍ(約50分)
(駐車場多数有り)

[開園時間・入場料金]

○開園時間
ほぼ午前9時〜
各施設ごとによって、時間が違う

○入園料金
・各施設ごとに利用料あり
<詳細はこちら>

[ 住所 ]
〒368-0102
埼玉県秩父郡小鹿野町長留2518

[問い合わせ先]
電話：0494-25-1315
<お問合せはこちら>

[ホームページURL]
http://www.muse-park.com/

(秩父ミューズパークフェイスブックPより引用)

まとめ

今回は埼玉　秩父地域の９月〜10月、
秋の季節の花が見頃の公園、
テーマパーク、観光名所をご紹介しました。

おさらいしますと、

夏から秋（９月上旬）にかけて見頃なのが、
皆野町「Mahora稲穂山」のムクゲ、

9月上旬から10月下旬まで見頃なのは、
小鹿野町「両神山麓花の郷ダリア園」のダリア、

9月中旬〜9月下旬に見頃なのは、
横瀬町にある「寺坂棚田」のヒガンバナ

9月下旬～10月上旬に見頃なのは、
秩父市荒川の「深山の花園」ヒガンバナ

10月下旬から11月上旬にかけて見頃なのは、
「秩父ミューズパーク」のイチョウです。

お花の鑑賞や散策は、
日帰りで気軽に行けますし、
自然の中で風通しが良く、
密になりにくいので、
感染リスクも少なく、
今のご時世には適したレジャーですね。

そして、何といっても、お花を見ると、
人はお花のポジティブな波動に癒されます。

お花を鑑賞して、日頃の疲れを癒しませんか。

また、
都会の桃源郷と言われる秩父は、
花だけでなく、自然豊かで、
温泉やテーマパークもあり、
観光スポットが沢山ありますので、
いろんな体験ができて楽しめますよ。

(三峯神社 秩父観光協会HPより引用)

なお、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
公園や花畑を訪れる際は、
手洗いやマスク着用等の対策をしましょう。

お花や紅葉を鑑賞する時は、
周りの方と一定の距離を保って、
なるべく立ち止まったりせずに、
歩きながら楽しみましょう。

また、
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
イベントなどの予定が
変更となる場合がありますので、
公園の管理者等に確認してください。

最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。